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愛しのAssiniboine 3日目 [スキー]

夜中に起きて星空を見ようと思ったが、疲れてとても起き上がれず。
明け方4時に外を見たしもやんによると、月の光が雪に反射し、あたりが見えるくらい明るくて、星が見える状態ではなかったそうだ。
_MG_7043.jpg
<Assiniboineの朝焼け>


6時に起床して、朝食はBackcountry Pantryの照り焼きチキンライス。
味はまぁまぁ。
麺類やパンに比べ、御飯は腹持ちが良い。

今日の予定は、午前中に目の前でAssiniboineの全貌を遮っている丘を越えることだった。
_MG_7050.jpg


ところがやっぱりルートがわからない。
「こっちだろう」と登っては崖に行く手を阻まる。
たかだか30mくらいの丘なのに、ルートがわからないなんて。
2度挑戦したものの後の予定を考慮して諦めた。

あぁここまで来たのに、全体を見ることができないのかぁ。
泣きが入る。

帰りはひたすら自分達の通った後を戻るだけ。
苦労した2つ目のBandもあっさりと通過した。

行きに見上げた時はどこもルートのように見えたけど、帰りはなんとなく「こっちだ」というのがわかり、効率よく下ることができた。

お昼は、日本から持ってきてもらった棒ラーメンを、絶景を見ながら食べる。
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SANY0559.jpg

準備をしていると、近くの山で雪崩が連続して起きている音がした。

途中、しもやんが橋に積もった雪を踏み抜き、体勢を崩した拍子にエッジで指を切るというアクシデントがあったが、それだけで済んで本当に良かった。

Meadowからは、ひたすら平らな場所を4km進むだけ。
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行きは順調だったこのMeadowだが、足が痛くて進めない。
私の足は親指から小指、足の平、踵と靴擦れをおこし、痛い所がないくらい。
スキーを履いているのにも関わらず、GPSで「時速2km」と表示されると悲しくなる。

やがて遠くにWarden小屋が見え始めた。
そこからテント場まで100m。

午後5時にようやく到着。

水を作るには燃料も時間も必要なので、この3日間、ゴクゴクと思いっきり水を飲むことができなかった。
1日を残し、燃料も十分余りそうだったので、ここぞとばかり量も砂糖もたっぷりのミルクティーを作ったら非常に美味しかった。

夕飯は、たらこスパゲティ(日本のレトルトは美味しいねぇ)。
「もう要りません」というくらい、大量に茹でた。

明日はトレイルヘッドまで14.3kmの長丁場。
それに耐えられるよう傷だらけの足にテーピングやら絆創膏を張りまくったが、きっと辛い辛い1日になるだろう。
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